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アイランドピーク登頂記 遠藤 桂氏は登山を愛し、1980年に冬期ヒマラヤ解禁と同時にアイランドピークに遠征、登頂を果たしている。 この物語は、若き日の遠藤 桂が経験したノンフィクション・ストーリ−である。 |
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成田の寿司岩 はじめての国際空港。 それも開港2年目の新成田空港。 学生時代、三里塚の闘争の写真を見ながら、 夜な夜な写真談義に夢中になったこ とも、今は昔のことのようです。 若い頃は、生きるための問題意識を持つことや、 生きるか死ぬかの報道写真家に 憧れていました。 しかし、立場が変われば、成田空港を使用して、 はじめての海外遠征に心を躍ら せ、全てが新しいことばかり。 海外遠征など、 夢物語だと思っていたことが、少 しずつ、 確かに実感してゆく充実感に喜んでいる自分がいます。 円をUSドルに換金。カトマンズでルピーに換金する。 全て、沢上さんに教わっ たとおり。 周りを見回すと、ザックをかついでいるのは私達だけ、 ほかの人達 は、小奇麗で優雅な感じが漂っています。 「日本を発つ最後、寿司でも食べるか。」 「もう2度と日本に帰れないかもしれないしな。」 「俺、寿司なんて食べたことないぜ。」 「高いかもしれないな。」 「ビールで乾杯でもするか。」 「あった、あった、ここでいいか。」 『寿司岩』 寿司屋の暖簾をくぐり、威勢のいい掛け声。 「っらっしゃい。」 寿司の味などわからないまま、 若い三人は、 早くも経済崩壊の道へと足を踏み入れたのです。 当時、「あがり」と「のぼり」の区別がつかず、 お茶を頼みたくてもまず、他のお客 さんが頼むのを待っていたのを、 懐かしく思えてきました。 今でも、出国の前、 時間があればお邪魔して、昔を懐かしく思い出していま す。 昔からの店が今でも在ることは、とても喜ばしいことです。 (場所は移動したよ うですが) これからも頑張って、 成田の思い出作りに一役買っていただけます ようお願いしたいと思います。 |
![]() 「アイランドピーク登山隊」記録ノート ![]() |