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アイランドピーク登頂記 遠藤 桂氏は登山を愛し、1980年に冬期ヒマラヤ解禁と同時にアイランドピークに遠征、登頂を果たしている。 この物語は、若き日の遠藤 桂が経験したノンフィクション・ストーリ−である。 |
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カトマンズ(タメール〜アッサンへ) 前編 |
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| 12月22日(土)10:00 沢上さんが迎えにくる。 やけに時間どうりにお迎えが来ました。 「ナマステ。」 「ナマステ。」 挨拶は「ナマステ。」 日本人同士でも「ナマステ。」 何となく馴染んでゆく感じが心地よく、「ナマステ。」 三人でSTS officeへ車で向かいます。 高度成長期の日本の生活を見慣れている日本人には考えられないほどのポンコツ車です。 床が抜けて路面が見えることなど良い方です。 ミラー、ウインカー、使えない。あげくの果てはハンドルが取れたり、それは楽しい経験です。 なぜかクラクションだけはけたたましくなることは忘れません。 今考えると、不思議でとても懐かしい車達でした。 |
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そんな車に乗りカトマンズの町中を走ると、そこはスピード感溢れる公道サーキット。 四方八方から自転車やらオートバイやら、我先に進み出てきます。 そんなに急いでも何にもすることがない様に見受けられますが、人にはいろいろな事情があるようです。 かと思うと牛の通り過ぎるのを延々と待つ、ヒンズー教徒ぶりをかいま見ることが出来ます。 此処でも、日本人にはない宗教観が存在しています。 旅立つ前の予備知識として『絶対に神の使いの牛には逆らわないこと』とありました。 |
| 映画館の前には、すごい人だかり。 聞くとこによるとカトマンズでは今、とんでもない映画ブームなのだそうす。 どうも娯楽という行為が始まり出した時期なのでしょう。 日本でカラーテレビが普及しだして「力道山、木村組対シャープ兄弟」を皆で楽しんだあの時期です。 それともう一つ、建築途中の家がまことに多いこと。 いつ終わるでもなく、見るからに永遠に続く気がします。 |
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